EVE LOST ONE以後より

 

「ある日の様子」


 

私の名前はマイナ。

みんな覚えているかしら?

 

世界が崩壊の危機を乗り越えてまた私は日本へ留学することになりました。

私が考えたワクチンが役に立ったという話を聞いて大学側がまた呼んでくれたのだ。

プリシア様もその話を聞き入れてくれた。

今、こうしてまたこの街にいる。

 

 

その日は私が店番をしていた午後の日でした。

いつもどうりにお客様の注文を聞いて食べ物を運ぶ。

遠い、遠いエルディアから派遣された私のアルバイト。

プリシア様の善意を無駄にしない。

必ず祖国に役立つような技術を身につけたい。

そのための生活資金をここで溜めている。

 

 

しかし・・・ここ数日は・・・大変な目にあいます。。

ここ最近、やってくるお客様が・・・。

 

 

 

マイナ「今日も来ているわ。」

マイナ「大丈夫かしら?」

 

 

小次郎「きょ、今日は何のようだ?」

弥生「どうしてそんなにビクビクしているんだ?」

小次郎「いや・・・。」

弥生「またあの女とデートでもするんだろう?」

小次郎「そんなわけないだろう。」

小次郎「あいつは俺の助手だ。それ以上でもないしそれ以下でもない。」

弥生「ほうぅ・・・。」

弥生「ではこの前、ワールドインポートで見かけたのは何だったんだろうな。」

小次郎「・・・それは依頼遂行のためだ。」

弥生「そう・・・。」

 

 

お客様はそういってお冷やを口に持っていく。

もう一人の男のかたは・・・表情が見えない。

でも言葉のふしぶしに焦りの声が見えてくる。

 

 

小次郎「依頼でよくあそこを見張っているんだ。」

弥生「・・・・・。」

小次郎「な、何か?」

弥生「いやな・・・小次郎。」

弥生「あそこのブランド品店は高いだろうなってな。」

小次郎「・・・ブランド品?」

弥生「私には何も贈り物はまったくしないで・・・。」

弥生「あの女にはしてあげるんだな。」

小次郎「?!」

小次郎「あれは!!」

弥生「ほぅ・・・あれはとはどういうことだ。」

小次郎「あいつの誕生日ということで・・・。」

弥生「私の誕生日は何も貰っていないが。」

小次郎「・・・(冷汗)」

 

 

このカップルはいつも男性の方が攻撃されている。

といっても話を聞いている限りではあの男の人が悪いみたい。

いつも相手の女性を困らせている。

でも・・・あの目が見えない人のどこがいいんだろう?

 

 

マイナ「失礼します。お冷や替えましょうか?」

弥生「お願いする。」

小次郎「むぅ・・・先に言われた。」

弥生「あほか。」

小次郎「くすん。」

 

 

そう・・・この二人でいるときはまだ平和なんです。

二人のときは・・・。

 

 

小次郎「そろそろ出るか。」

弥生「もうちょっといいじゃないか。」

小次郎「い、いや・・・しかし。」

弥生「うん?」

 

 

来ました・・・。今日もこれで・・・。

お店が・・・。

 

氷室「待たせたかしら小次郎!!」

小次郎「!?」

弥生「・・・・・・。」

弥生「どういうことだ・・・小次郎・・・。」

氷室「今日、約束したでしょ。」

氷室「一緒にお昼食べるって。」

小次郎「・・・・・。」

弥生「ほぅ・・・彼女と一緒に・・・ね。」

 

 

最初の女性の人の顔がどんどん怖くなっていきます。

男性の方はどんどん小さくなっているような・・・。

後から来た女性はまたかという顔。

そして・・・。

 

 

弥生「今日こそはっきりしてもらおうか!!」

小次郎「な、何を・・・。」

弥生「私とあの女!!どっちを取るのかだ!!」

氷室「あの女ってだれよ!!」

弥生「そこの年増だ。」

氷室「ぐっ!!」

氷室「若く見えるだけまだいいわよ。」

氷室「だいたい同じぐらいの年なんでしょ。」

弥生「うっ・・・。」

小次郎「いや・・・な・・・ここでまたやるのはな・・・。」

氷室「そうね・・・今日こそはっきりさせましょう!!」

弥生「その年増がいいか!!」

氷室「この蛇女がいいか!!」

 

詰め寄られる男の人!!

どうなるのかしら・・・わくわく。

あっポニーテールをしている女性が男の人に腕を!!

先に来ていた女性がもう片方の腕を!!

・・・互いに引っ張っている・・・痛そう・・・。

 

氷室「小次郎・・・。」

弥生「この店でるまでにどちらかの腕を外してくれ。」

小次郎「・・・うっ。」

氷室「外れたらきっぱりとあきらめるということにしましょう。」

弥生「そうだな。」

二人「いいな!!小次郎!!」

小次郎「・・・勝手に決めないでくれ(冷汗)」

 

 

いよいよあの優柔不断の人も決断?!

どっちを取るのかしら・・・。

もし決まったらこの店も・・・無事に・・・。

 

ゆっくりと二人の女性を連れて男の人は歩き出す。

そして・・・お金を私に払って・・・。

ドアに・・・・・・。

 

 

マイナ「・・・・・・!?」

氷室「これは・・・どういうことだ。」

弥生「小次郎・・・。」

 

・・・どっちも選んだ!?

腕をどちらも掴んだまま?!

 

小次郎「今の俺にはどちらも選べない・・・。」

小次郎「二人とも大事な人だからな・・・。」

 

弥生「・・・小次郎。」

氷室「小次郎。」

 

二人は拳をあげて・・・。

拳?!

 

二人「そんな言葉で誤魔化せれるか!!」

小次郎「うぎゃぁぁぁぁぁーーーーーー!!」

 

ああ?!

お店の前に置いてある花瓶が倒れているわ!!

ああっーー!!

窓が一枚割れた?!

どこからかハンマーをふりまわしているし。

はぁ・・・。

今日の請求書は・・・・・・。

 

 

小次郎「ぜいぜい・・・。」

弥生「はぁはぁ・・・。」

氷室「うー。」

マイナ「いいですか?」

小次郎「えっ?」

マイナ「今日のお店の損害はこれだけですが・・・・・。」

小次郎「?!」

弥生「小次郎・・・がんばって払えよ。」

氷室「いっとくけどあんたの給料から払ってよ。」

小次郎「・・・(冷汗)」

 

 

こうして嵐のような出来事は終わりました。

最近はこのような回数が増えています。

例えば・・・・・・。

 

 

杏子「マイナーさん!!」

マイナ「あっ桐野さ・・・ん?!」

杏子「あっ・・・・・・。」

 

見事に桐野さんは地面に倒れて・・・・・。

花瓶が・・・また・・・。

 

 

マイナ「その花瓶・・・高いから・・・。」

杏子「しくしく・・・。」

 

 

などいろいろお店に被害はあります。

でも。これも何かの勉強になるのではないかと。

プリシア様・・・今日も私は頑張ります。

 

 


後書き

 

どうも、ブギーです。

知っている人も知らない人もこんばんわ。

もしくはこんにちわ(笑)

 

今回はパラさんの10000HIT突破記念としてリクされたものを・・・。

マイナ・・・。

この人物を誰か覚えている人いるのでしょうか(汗)

 

まぁいざ書いて見ると・・・。

どうしても三人のバトルになると(笑)

元ネタは・・・。

CITY HUNTERとラブひな(爆)

わかる人にはわかると・・・。

わからないかな(笑)

 

ではパラさん!!10000HIT突破おめでとうございます!!



-パラサイトの感想-

はい、ブギーさんに拍手ぅーーー!!(パチパチパチパチ)
ブギーさんが苦心して仕上げてくれてマイナ小説でした
でもみんなマイナって覚えてるのかな?
LostOneで出てきたエルディアの国費留学生、そして茶店のウェイトレス
しかも生物学(?)にも詳しく、LostOne解決は彼女の功が大!
そんな彼女の小説を書いてくださりブギーさんどうもお疲れ様でした
もっともリクしたのは私で、ブギーさんとチャットでおしゃべりしてた時、

「リク、まりな、杏子、氷室、弥生、マイナ……でどれがいいですか?」

って聞かれたから速攻でマイナ!と応えました(爆)
この時のブギーさんにふさわしい言葉は……

“口は災いのもと”

ですね(爆)


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