鬼宿

後書


『鬼宿』を書き終えて……


先日にようやく終わらせた鬼宿ですが、拝読してくれた方……いかがだったでしょうか?(ドキドキ)

以前に述べたこともありましたがこの『鬼宿』は4月のある朝にその、私は夢を見ました。

舞台は何故か戦国の世の中で、刀匠が打ち込める刀にはその刀匠の魂が宿るというものでした

そしてこの夢の中では、ある刀匠が憎しみを込めて刀を打ちつづけ、後にその刀の所持者は己の意志とは係わりなく、刀に打ち込められた怨念のままにその凶刃を振るう……と

そしてその刀の名前こそ、鬼が宿ると書いて『鬼宿』!


しかしそれがどうしてこんな舞台も設定も違う話になってしまったのか……(苦笑)

そもそもその夢の中での私のキャストは何だったんだ!(爆)



まぁ話を戻して、この鬼宿のコンセプト……伝わらなかったかもしれないけどズバリ『復讐』です!!

ちょっとダークなイメージは否めませんが、HP1周年を記念してなにか違うものを書いてみたいと思い立って書いてみました

その前のオリジナル作品『Half Vampire』では描けなかった世界観を描きたかった!というのが本音です


事の発端は摩奈瀬の祖父と父親が作り出してしまった悪魔の兵器とでも呼べる鬼宿

その復讐として摩奈瀬の家族は殺されてしまうが、摩奈瀬だけは一命を取りとめてJCIAに保護され、そこで告げられた真実、見せられた家族の遺体を目にした摩奈瀬は復讐を胸に誓う


ここまでで摩奈瀬の、『鬼宿』への復讐の序曲が奏でられ始める!っていう感じで進めてたんですけどいかがだったでしょうそのへん?(笑)



まぁその後鬼宿の一人、杏を激闘の末に倒すわけですが……

すいません、どうにも格闘シーンというのはまだまだ勉強不足で、自分の頭の中では想像できてるんですけど、それを文章に表すというのがまだまだですね実際。

まぁこの戦いの最中ちょっとした謎が残ってるんですけどわかりましたでしょうか?

まぁそれは後にこの『鬼宿』の続きを書く機会があれば!ということで

っていうか一人倒すだけでもこんなにかかってるのに、後4人………

いや〜、摩奈瀬ってば本当どうなっちゃうんでしょう?誰か教えて(をひっ)

それに残りの4人の異能力も………

杏の能力は変身と洗脳でしたけどね〜



あ、でもここでちょっと閃き!

読んでくれた人もいるかもしれないけど、『Half Vampire』ってもう一個のオリジナル小説覚えてくれてます?

そっちと無理矢理くっつけるのはいかがでしょう?(爆)

なんか『●眠』と『千里●』をくっつけたアレみたいだ(謎)

ストーリーとしては………



神奈川県某市で謎の連続凍死事件が次々に発見される!

この奇妙な事件の連続に鬼宿の臭いを感じ取った摩奈瀬はその調査に乗り出す

一方のハーフ・ヴァンパイア水無月もある日自分の目の前で助けを求めた男性が突然炎上する

この奇妙な出来事に、独自に調査に乗り出す水無月

そしてそれにちゃっかり首を突っ込む自称“水無月の恋人兼パートナー”葉月!


そして摩奈瀬と水無月、2人の運命が交錯する!!



って感じのでさ!

うぉぉぉぉーーーーっ!なんかこれ書いてて、書きたいっていうより読みたいっていう欲求の方が強くなっちゃたんだけど(爆)
だってほら!私ってばどっちかっていうと書き手っていうより読み手側なんだよね♪



あ、なんか後書のつもりが180°方向転換してるね………(タハハハ)

最後に言わせてもらえば、この短期連載の『鬼宿』………なにが一番大変だったかって?

大抵は設定とか、主人公のキャラ設定とか、話の筋とかそんなんだと思ってるでしょ?

もしくは戦闘シーンの描写とか…………….

確かにね、確かにそれらも難しいんだよ!

でもね、一番なにが難しかったかっていうとそれはね………


キャラの名前を決めることなんだよ!!(爆)


だって主人公の摩奈瀬でさえ、最初どんな名前にすれば存在感が出るかとか考えるわけですよ。

律子、洋子とか、〜子ってパターンのはなんかしっくりこないから当然却下。

んで復讐をテーマに描くわけだからちょっと名前に“摩”って文字を入れたかったんです

“魔”じゃまるで摩奈瀬が悪役みたいでしょ?(笑)

そこから摩を含んだ名前……最初“摩奈”なんて言葉も浮かびましたが、なんかアンバランスでしっくりこない

そこでもう一文字、“瀬”という文字を加えて見て“摩奈瀬”となってここでやっと主人公の名前が決まったわけです

まぁ沖村さんは今回あんま重要じゃないからパッと決まりましたけど(爆)

そして次の杏………これもまた大変だったんです

普通の名前じゃ摩奈瀬同様なんかインパクトがないし……

ってわけで、名前っぽくてまるで暗号のような、かつ女性らしい名前というのをコンセプト(?)に熟考の末に考え出されたのがこの“杏”という名前です

いや〜、名前考えるのっていつも苦労してるんですよ私は!(笑)



そんな苦労話も含めて、この後書を終わらせていただきます。

こんな中途半端な後書ですが………この続きをまたいつか読むと気のための楽しみとお考えください!(ってどんな考えや?)

あんま深く考えないように!結構これ書いてる時点で壊れてます

Out of order ってやつです♪


それでは最後に終わりなんだか続くんだかわからない『鬼宿』、どうもありがとうございました!!



    ……… &


【改訂を終えて】

無事に改訂作業も終了となりました。読んでくれた方には「どこが変わってるの?」っていう疑問があるかもしれないけど、変わったのはVolume1にて物語のプロローグ的な要素が加わっている部分や、最後の摩奈瀬と杏の戦闘シーンが若干補正されています

他にも所々代わってるんだけど………まぁそこらへんはどうでもいいのかもしれませんがねw

でも先日改定作業に入る前にアンケートで鬼宿を読んでくれた方が面白かったと解答してくれ、しかも続きまで希望するという結果を得られました

たった一人の解答だったんですけど、オリジナルを書いててとても嬉しかったです

EVEやスプリガンの小説だとどうしても物語り設定などがあらかじめ設定され、読者の方もそちらを前提に読み始める方がほとんどだと思います。だから私の作品が良いとたま〜に褒めてくれる方もいますが、それは設定がいいからで私のが良いのだとはなかなか思えないときもあります

でもオリジナルだとほとんど自分の考えた設定や世界観を表現するわけで、それに対するお褒めのお言葉をいただくとやはり嬉しいです♪

で、続編に関してですが…………

こないだ鬼宿・弐のプロローグをとりあえず通しで書いてみました。まだ修正しなければいけない箇所も多々あると思うけど少しずつ進めて行きたいと思っています

そしてある程度の構成がまとまって、公開でききると判断した時には公開へと……

ただその前に2、3人に読んでもらって感想とかを聞いてみたいような………

誰か希望者っていますかね〜〜〜〜? もしいるならメールでお知らせください!
速攻で送信致しますw

ではその時まで!!



… to be continued ..........................someday




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